女子サッカー・伊賀FCくノ一は7月15日、鈴鹿市御薗町の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿でジェフユナイテッド市原・千葉レディースとなでしこリーグカップ1部の10節を戦い、FW道上彩花が同大会2度目のハットトリックを決め、快勝した。【「チームメートのパスに助けられた」と振り返ったくノ一の道上(中央)が先制点を決めた場面=鈴鹿市で】

 この日の予選最終節を前にBグループの順位は5チーム中くノ一が4位、ジェフが5位に決定。決勝トーナメント進出を逃した両チームの対戦は、前半の好機を生かせなかったくノ一の道上が後半5分から11分間で立て続けに3ゴールを記録した。守ってはMF乃一綾を中心に中盤での奪い合いを制してジェフのシュートを1本に抑え、零封した。

 くノ一のリーグ杯8試合は2勝4分2敗の戦績で、6月以降は5戦全て負けなし。総得点16は5チームで最多だったが、総失点もワーストの15と出入りの激しい試合が多かった。

 大嶽直人監督はジェフ戦後「選手はモチベーションを保つのが難しかったと思うが、前半から多くのチャンスが作れた」と振り返った。リーグ杯での戦いぶりは「先制しながら勝ち切れない試合が多かったが、得点力が上がったことは収穫」と総括し、リーグ後半戦に向けて「守備では切り替えをより早くし、プレーの予測や位置取りの修正を、攻撃では縦パスの精度を高めたい」と話した。

 リーグ後半は8月31日に再開し、くノ一は東京都北区の味の素フィールド西が丘で日テレ・ベレーザと対戦する。