名張市蔵持町里の吉岡幸子さん(77)が栽培する1本のワインレッドのヒマワリ=写真=が道行く人に堂々とした姿を披露している。

 「F1クラレット」という品種で、5、6年ほど前、園芸店の通販を利用した時に、種を購入したのが始まり。花が好きだった祖母の畑を使い、栽培を始めた。

 ヒマワリは生命力が強く、こぼれた種から、他の農作物のスペースに割り込んで咲いてしまうため、ほとんどの花を切ったそうだ。しかし、「花が好きだったおばあちゃんを忘れないように」と、1本だけ切らずに残したという。

 道路沿いに咲いた花は、バス停や信号待ちの車からよく見える。中には通りかかった人が花の種類を訪ねてくる場合もあるとか。

 吉岡さんは「無事に咲いて安心。どこにでも咲く生命力には感心する」と笑顔を見せた。