伊賀署は7月4日、他人名義の運転免許証を使って不正に口座を開設しようとした詐欺の被害拡大を防止した滋賀銀行上野支店(伊賀市上野丸之内)に対し、西久保陽署長が感謝状を贈った。【感謝状を受け取る滋賀銀行の柳原上野支店長(左)=伊賀市四十九町で】

 同署によると、同行の窓口で今年1月21日、男が普通預金口座を開設しようと申込書を提出した際、応対したパートの女性が男の顔と運転免許証の写真が異なることや記入された名義人の名前の漢字が間違っていることなどに気付いて指摘。訂正を求めると、男はその場から立ち去ったという。不審に思った女性が上司に報告し、その後市内にある8つの金融機関にそれぞれ連絡を入れた。

 男は翌22日に市内にある他の金融機関で同様の手口で口座を開設し、同署が4月に通帳をだまし取った詐欺などの容疑で逮捕した。感謝状を受け取った柳原和範支店長(46)は「窓口対応で違和感を覚えたら報告するような体制をとっている。犯人が捕まって何よりです」と話し、西久保署長は「迅速に対応して頂いたおかげで被害の拡大防止につながった」と礼を述べた。