名張市平尾の宇流冨志禰神社で恒例行事となっている「夏越の大祓い」を前に6月27日、同神社で茅の輪の初渡りがあった。【茅の輪をくぐる園児ら=名張市平尾で】

 昨年から行われている茅の輪くぐりは、アシで編んだ直径約2メートルの輪をくぐることで、災いなどをはらうものとして伝えられている。唱え詞を言いながら、左、右、左の順番で「8」の文字を書くように3回潜り、ご神前へ参拝する。初渡りでは、近隣住民や近くの園児たちが参拝した。

 茅の輪は、15人の総代らによって作られた。名張川の岸で育ったアシを束にして、竹で作った輪に巻き込み組み上げている。総代長の山田朝則さん(84)は「刈り入れたばかりで香りが良い。昨年よりも立派なものができた」と満足した表情を浮かべた。

 同神社の中森考榮宮司(69)は「茅の輪くぐりで、心の癒やしを感じてもらえたら」と参拝を呼び掛けた。

 茅の輪くぐりは30日まで。大はらい式は同日の午後6時から。