国連が定めた「国際麻薬乱用撲滅デー」の6月26日、薬物乱用防止を訴える街頭啓発が名張市平尾の近鉄名張駅前であった。【駅前で啓発物を配布するメンバー=名張市平尾で】

 国や県などが6月20日から1か月間実施している「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」の一環。同市内では昨年から、若者への呼びかけを強化しようと、朝の通勤、通学時間帯に合わせて同駅前で実施している。

 この日は保護司や学校薬剤師、県伊賀保健所職員らで構成する伊賀地区薬物乱用防止指導者協議会のメンバー13人が参加。高校生や会社員など駅利用者にポケットティッシュやうちわ、薬物の種類や依存のリスクを解説するパンフレットなどを配布した。

 同協議会事務局の西美和さんは「近年、若年層の間で大麻事犯が増えている。誘われても断る勇気を持ってほしい」と話した。

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