伊賀市教育委員会は6月25日、笹原秀夫教育長(62)から申し入れがあった辞職について、教育委員4人が全会一致で同意した。岡本栄市長(67)も同意した。笹原教育長は 4月から体調不良が続き、今月11日から病気を理由に休職していた。【4月12日の議員全員協議会に出席した笹原教育長(右)と岡本市長=伊賀市役所で】

 市教委によると、退職は同月30日付で、残任期は1年9か月。24日に辞職願が届いた。10日の会議途中で気分が悪いと訴え、現在は大阪市内の自宅で療養しているという。

 伊賀市では初めての民間出身の教育長で、就任は2017年5月29日。以前は元アナウンサーの岡本市長と同じ関西テレビ放送(大阪市)に勤務していた。

 任命した岡本市長は教委定例会後に開いた記者会見で、報告を受けた24日午前に電話で慰留したと説明。「大変残念。彼自身も心残りだろうが、やむを得ない。彼独自の感性で教育行政を改革したと思う。意欲を持って仕事にあたってくれていた」と述べた。