「アフリカンダンスカンパニー」を主宰する伊賀市界外の原街子さん(36)と嘉数竜二さん(34)は、公私にわたり息ぴったりのパートナーだ。2人は6月16日に百合が丘市民センター(名張市百合が丘西5)である「名張市母子寡婦福祉会総会」で無料のアフリカンダンス体験会を開く。【アフリカンダンスを広めたいという原さんと(左)と嘉数さん=名張市桔梗が丘5で】

 大阪在住だった30歳のころ、路上で見かけた、全身を大きく使い裸足で踊るアフリカンダンスの楽しさに魅せられ、習い始めた原さん。西アフリカのギニアやマリに幾度も足を運び、本場のダンスを学んだ。

 太鼓奏者の嘉数さんは、大学生だった20歳の時に訪れたメキシコでアフリカ太鼓に出会った。本場といわれるギニアも訪れ、卒業後はプロ奏者に師事するなどし、サークルも立ち上げた。

 そんな2人は6年前に出会って意気投合し、パフォーマーと太鼓奏者のコンビで活動を始める。2年前に伊賀市へ移住し、同カンパニーを主宰し、「ダンス人口が増え、自分もその人たちと楽しんでいきたい」と、市内外で講師や演者として活動している。

 体験会では、嘉数さんが刻む太鼓に合わせて踊る予定で、「興味はあるけど踊りが苦手、という人にこそ来てほしい」と来場を呼び掛けている。

 総会は午前10時から午後4時までで、会場ではコンサートやフリーマーケット、キッチンカー、ミニSL体験、ドーム型プラネタリウム(150円)などがある。ダンス体験会は午後3時から。動きやすい服装で、飲み物を持参する。

 ダンスについての問い合わせは同カンパニー(080・3838・7365)、総会は同福祉会の藤原さん(090・7603・5634)へ。

2019年6月8日付749号3面から

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