1枚だけでは表現できない、テーマや物語性を持った組写真や連作で表現を楽しむ写真グループ「写団なばり」の20周年記念の写真展が、6月14日(金)から16日(日)まで名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。【展示予定の作品を持ち寄る会員たち】

 長らく写真サークルなどで講師を務めてきた故・菊田實さんを中心に、写真経験の長い愛好家で発足。現在は市内に住む60代から80代の男女12人の会員で活動し、季節の移ろいや人物、祭りなど思い思いの被写体を選んで感性や技術を磨く。地元のイベントでは名張の魅力を伝える作品も展示している。

 「ひやわい(路地)やまちなかの風景など、地元で写真を撮るのが習慣になった」と話す立ち上げメンバーの一人、同市本町の瀬森義和さん(86)は「被写体となる〝古き良きもの〟がなくなりつつあって残念」とつぶやく。継続して対象を見つめるからこそ気づける変化もあるそうだ。

プレゼントも

 節目の写真展には、地元や撮影旅行で収めた景色、豊かな表情の人物、光や人工物が織りなす風景など、4点ずつ計48点を展示する。「ある午後の老夫婦」「光のファンタジー」「モンスター」などタイトルは十人十色で、会場で作品に添える説明文にも一工夫しているという。

 松田賢治代表(79)は「活動を続けて腕を上げた人、ずっと同じテーマで撮り続ける人など、魅力的な作品を追い求めてきた。20年分の個性を見に来てもらえたら」と話した。

 時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。来場者先着200人に抽選で、会員が撮影した額入り写真(2Lサイズ)をプレゼントする。

 問い合わせは松田代表(0595・63・2278)まで。

2019年6月8日付749号15面から