地域の人たちの役に立つ防災活動に取り組もうと、近畿大学工業高等専門学校(名張市春日丘、村田圭治校長)の学生19人による「消防防災サークル」(略称・KDPC)がこのほどスタートし、6月10日に発足式があった。【サークルに参加する学生ら=名張市春日丘の近大高専で】

 同高専情報コミュニケーションコース5年の田中遼河さん(19)(宇陀市在住)が発起人となり、自身が所属し主将を務める陸上競技部や、学内のボランティアサークルなどに呼び掛けたところ、女子2人を含む1年から5年までの有志が集まった。市消防本部や市消防団と協力し、救命救急の知識・技能の習得や消防設備士などの資格取得、地域の消防・防災活動への参加などを予定している。

 この日の発足式で、関岡廣行消防長は「参加してくださった皆さんに敬意を表する。さまざまな経験をしていただけるよう継続的にサポートしていきたい」、消防団の岩木政己団長は「若い皆さんがサークルを立ち上げてくれたことは頼もしく、ありがたい。地域の方々の役に立てるよう一緒に頑張っていこう」と言葉をかけた。

 消防士の父に憧れ、消防士を目指しているという田中さんは「少しでも防災に興味を持つ人を増やしたいし、いろんな経験を積んでいきたい」と意気込みを話した。