名張市立箕曲小学校(夏見)の校庭に植えられた2本の桃の木に、害虫や直射日光から保護するため、6年生16人が袋がけをした。子どもたちに箕曲の歴史に興味を持ってもらおうと、地域のボランティアの指導で5年ほど前から取り組んでいる。【桃に袋をかぶせる児童(左)とボランティア=名張市夏見で】

 箕曲地区は、戦前に桃の木を栽培する農家が多く、同小校歌にも「桃のほほえむ 花の薗」と歌われるほど地域住民に親しまれていたという。指導した米本源さん(85)は、「子どもたちが箕曲の桃にまつわる歴史を言い伝えてくれたら」と話す。

 作業をした福田蒼空君(11)は校庭の桃の木を見て「校歌に出てきた桃はこれなんだ。食べるのが楽しみ」と目を輝かせていた。

 桃は、7月中旬ごろに収穫される予定だ。