「ごみゼロの日」の5月30日、伊賀地域の廃棄物処理業者らでつくる伊賀南部一般廃棄物処理協同組合の組合員らが名張市内のスーパーでごみの減量や分別を呼び掛けた。【買い物客にごみ袋を配る組合員ら=名張市蔵持町原出で】

 この街頭啓発活動には組合員や市、伊賀南部環境衛生組合の職員ら約50人が参加。市内5か所のスーパーで容器包装プラスチック用のごみ袋計2万5000枚を配った。
 
 蔵持町原出のマックスバリュ名張店では、午後5時30分から出入口で買い物客に「今日、5月30日はごみゼロの日です」と声を掛け、ごみ袋を手渡した。袋を受け取った買い物客が、「いつも回収ご苦労さまです」と声を掛ける様子も見られた。

 同組合の山端武彦代表理事(60)は「ごみの減量や分別への意識が年々高まっていると感じる。活動が地域全体でごみゼロを目指すきっかけになれば」と話していた。

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