オーストラリア南東部のメルボルン近郊にあるキングスウッド小学校の5、6年生 13人らが5月22日、名張市夏見の市立箕曲小(本多恵美子校長)を訪問し、両校の児童が交流を深めた。【けん玉に挑戦する両校の児童たち=名張市夏見で】

 キングスウッド小は7年制の公立校で、児童数が645人。第二言語の習得に力を入れており、日本語を選択する児童らが2年に1度、修学旅行で日本を訪れている。

 箕曲小は豪州の別の小学校と交流していた市立梅が丘小から2016年にキングスウッド小を紹介され、インターネット電話「スカイプ」や手紙を通じて交流を開始。17年以来、2年ぶりの来校だった。

 箕曲小の全校児童94人が参加した5限目の授業では、相手の言語でそれぞれ自己紹介し、お手玉やこまなど日本古来の遊びを通じて親睦。挑戦したけん玉でうまく成功すると、拍手したりハイタッチしたりして言語の壁を越え、はしゃぎあった。

 キングスウッド小6年のジョージ・エイプリルさんは日本語で「とても楽しかった。皆に会えてよかった」と笑顔。箕曲小6年の岡井和咲さんは「話ができてよかった。身振り手振りでも意思が通じた」と喜んだ。

 引率するアーロン・コックス校長(48)は「脱いだ靴をきれいに並べる箕曲小児童に感心。日本の学校から多くのことを学んで帰りたい」と話していた。修学旅行は約1週間の日程で、東京や京都、広島などを巡るという。