女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一は5月19日、伊賀市小田町の上野運動公園競技場で浦和レッドダイヤモンズレディースと対戦し、1-2で敗れた。前半戦最後の本拠地には1001人の観客らが詰め掛けたが、逆転を許しホーム初黒星を喫した。【ドリブルで攻め上がるくノ一MF安齋結花(右)=伊賀市で】

 くノ一は開始10分、MF森仁美からのパスをゴール前のFW道上彩花が浦和DFの寄せで体勢を崩しながらも押し込んで先制。前半をリードして終えた。

 後半も攻撃の手を緩めずくノ一は追加点を目指したが、同15分に浦和のシュートが決まり同点。2点目をめぐる攻防が続くなか、精度を欠いたくノ一に対し、リーグ2位の浦和にロスタイムのラストチャンスでゴールを奪われ、3連敗した。

 くノ一の通算戦績は3勝2分4敗。9得点、8失点で、順位は前節の10チーム中6位から7位に下げた。また、この日の浦和戦では、1-1の同点直後に主審が体調不良を訴え、交代のために一時中断するアクシデントがあった。

 試合後、大嶽直人監督は「今日の負け、3連敗は自分の責任。選手たちは積極的に戦ったし、決定機は相手よりも多く作った」と話し、敗因は「経験と強い気持ちを持って決め切る差が出た。後半はスプリントの回数が減ったところを押し込まれた」と振り返った。

 キャプテンのMF杉田亜未は「前半のいい時間に先制し、すごくチャンスもあったのに決められなかった。DFが頑張ってくれたのに、FWとして悔しい。後半戦に向けて流れを変えたい」と巻き返しを誓った。

 リーグは約3か月余の中断期に入り、くノ一は次節の8月31日に東京都北区の味の素フィールド西が丘で首位の日テレ・ベレーザと対戦する。