華麗な技を見に来て。名張市桔梗が丘3番町の会社員、北村明通さん(32)=写真=らによる競技用自転車・BMXのパフォーマンスが4月27日(土)に名張市役所市民広場(鴻之台1)で開かれる「ナバリ ストリートフェスタ2019」で披露される。

 2020年の東京五輪で初採用されることで注目を集める自転車競技のBMX。北村さんが披露するのは五輪種目となったジャンプ台を使ってテクニックを連続的に繰り出す競技ではなく、平らな地面の上でさまざまな技を魅せる“演技”。

 高校生の時、BMXを乗りこなす友人を見て「かっこいいなあ」と思ったのがきっかけ。先輩たちに手ほどきを受けながら、独学で学んだ。地元を離れた大学生時代は遠ざかっていたが、就職を機に地元に戻り、熱が再燃。週に3、4回、仕事終わりに3時間くらい練習に励む。

 県内外のイベントに出演する他、3、4年前から、大阪などで開催される大会にも参戦。最下位からのスタートだったというが、今では上位入賞するほど技術が向上。自分のパフォーマンスに歓声が上がると、心の中でガッツポーズするそうだ。

 BMXは「自分を唯一美化できるもの」だという北村さん。「大人も子どもも関係なく、楽しんでもらいたい」と笑った。

 当日は伊賀地域や宇陀市榛原地区を中心に集まった十数人の仲間とともに、約30分、3回披露する。時間は午前11時40分、午後1時40分、同4時40分からの予定。

2019年4月20日付746号4面から

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