伊賀市勝地の青山高原山頂小屋で4月16日、山開き行事があり、市や県などの関係者ら約40人がハイキングや車で訪れる行楽客の安全を祈願した。【安全祈願の祝詞を奏上する内保宮司(右)と参列者ら=伊賀市勝地で】

 「関西の軽井沢」とも呼ばれる青山高原は室生・赤目・青山国定公園の中心にあり、三角点の標高は756メートル。見晴らしのいいドライブコースや春はアセビやツツジの群生、秋はススキが楽しめる人気のハイキングスポットとして知られる。

 神事では、奥山愛宕神社(同市勝地)の内保隆幸宮司が安全祈願の祝詞を読み上げた後、参列者が玉串を奉納。主催者の青山観光振興会の重藤久絋会長は「今年は大型の10連休があり、5月26日には恒例の青山高原つつじクォーターマラソンが開かれる。自然を生かした観光で一人でも多くお越し頂き、心を癒してもらえるよう努力したい」とあいさつした。

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