名張市美術作家協会は4月11日、小学校の図書購入費として10万円を寄付した。受け取った同市教育委員会の上島和久教育長は「毎年子どもたちが楽しみにしており、大変ありがたい」と述べ、感謝状を贈った。【寄付金を手渡す会長の稲森さん(左から2人目)ら=名張市鴻之台で】

 寄付金は3月にリバーナホール(同市元町)であった春季展の収益の一部で、4日間で水彩画や油彩画など約90点を展示販売した。子どもたちの支援として図書購入費を贈り始めたのは2007年からで、市教委を通じて市内14の小学校で活用されている。

 1993年に設立した同協会には現在、市内と宇陀市の50代から80代の男女12人が所属。市役所で寄付金を手渡した会長の稲森三明さん(76)「継続は力なりの精神で、今後も社会福祉に役立つよう精進したい」は、設立者で顧問の小林芳郎さん(83)は「子どもたちから届く礼状を読むと、意欲が湧く。今後も活動を続けたい」と話した。