名張署は4月5日、少年指導委員として県公安委員会が委嘱した同署管内の2人に、委嘱状の伝達を行った。【少年の健全育成について語り合う(左から)中谷さん、森岡さん、近藤署長=名張市蔵持町芝出で】

 委嘱されたのは、名張市桜ケ丘の会社員、中谷幸雄さん(58)と同市赤目町星川の会社役員、森岡敬一さん(54)。

 指導委は非常勤の地方公務員で、少年の補導や、パチンコ店やゲームセンターなど風俗営業所への立ち入りを行い、「喫煙、飲酒をする少年がいないか」などの情報収集や店舗に対する助言など、少年を有害環境から守るための活動を行う。任期は2年で、県内では60人の委員がいる。中谷さんは4期目、森岡さんは新規委嘱。

 2人は同市PTA連合会の元会長で、大人が子どもの様子を把握するため「見て(M)、言って(I)、聞いて(K)」と呼び掛けるMIK(マイク)運動や、名張少年サポートふれあい隊での街頭パトロール活動にも長年取り組んで来た。今回の森岡さんへの委嘱は、中谷さんの推薦などにより決まった。

 近藤順一署長は、「お2人の知見を生かし、ご尽力いただきたい」とあいさつ。中谷さんは「地域の1人として、子どもたちをしっかり見守っていきたい」、森岡さんは「少年の健全育成の力になれば」と話した。