伊賀市と同市上野浴場組合は、災害で被災した人や救援活動に従事する人が入浴できるよう協定を結んだ。【署名した協定書を持つ池澤組合長(左)と岡本市長=伊賀市役所で】

 組合には現在、市内で公衆浴場を営む「池澤湯」(上野愛宕町)と「一乃湯」(上野西日南町)の2軒が加盟している。協定書によると、生活用水として井戸水の提供も盛り込んでおり、市は水中ポンプや発電機を貸し出せるようにする。

 協定書への署名後、池澤良武組合長(62)は「生活に密着した風呂屋として何かできることはないかと考え、恩返しになればと申し出た」と話し、岡本栄市長は「銭湯は昔から子どもから大人まで地域のコミュニティー。避難生活が長引けば、身体の衛生保持が重要な課題になってくる」と協力を求めた。