日本穀物検定協会が実施した2018年産米食味ランキングで、伊賀コシヒカリが2年連続7回目の最高位「特A」に選ばれた。

 出品数は全国の154産地品種で、うち特Aは伊賀コシヒカリを含む55点。東海4県からは「美濃ハツシモ」(岐阜)と「美濃コシヒカリ」(同)、「西部にこまる」(静岡)の3点も特A評価を受けた。

 食味試験では専門の評価員20人が外観と香り、味、粘り、硬さ、総合評価の6項目で複数産地のコシヒカリをブレンドした米と比較評価。特に良好な「特A」から「A」「A」「B」「B」の5つにランク分けした。

 伊賀地域では96年に地元自治体やJAなどで構成する伊賀米振興協議会を設立。ブランド確立に向けて品質向上や販売促進などの取り組みを続けた結果、2011年産で伊賀コシヒカリが県初の特A評価を受けた。

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