昨年4月に創部されたばかりで、部員も1年生8人のみの、神村学園高等部伊賀分校(伊賀市北山)の女子サッカー部が、県高校女子サッカー新人大会に初出場し、初優勝を果たした。11人制の試合で、1年生の部員8人による大会制覇は快挙だ。【飛躍を誓う伊賀分校女子サッカー部の部員たち=伊賀市北山で】

 新人大会は1月26日から2月3日まで、8校が参加して津市などで開催。1回戦で対戦した三重は県内屈指の強豪で、「人数では太刀打ちできない」と、守備を固め、手数をかけない早い攻撃を心掛けた。先制し、アディショナルタイムに追いつかれたものの、PK戦で振り切った。その後の準決勝では四日市西に13‐0、決勝では高田を12‐0で零封し、優勝を決めた。

 メンバーは横路朱也香さん、山下栞さん、田中七海稀さん、陣内桜良さん、山口礼結さん、景山涼香さん、橋倉美邑さん、笹部真帆さん。皆サッカー経験者だが、鹿児島や奈良、兵庫など出身地はさまざまで、全員が寮生活を送り、毎朝6時からは5㌔のランニング、放課後にはグラウンドで汗を流す。

 キャプテンは日直制。毎日同じリズムで生活をともにし、試合でも困った時に助け合える“家族”という意識で臨んでいるという。【練習に打ち込む部員たち】

 「3年後に、最高の家族と“最幸”の景色を見たい」は、創部時から吉永輝彦監督が何度も口にする合言葉だ。県大会で優勝を決めた瞬間も「これが目標ではない」と部員たちは気を引き締めたそうだ。

 来年度の高校総体は、最終目標の「全国制覇」に向け、県予選を勝ち上がり、東海総体での上位入賞を目指していく。

2019年2月23日付742号2面から