名張市は2月25日、同市平尾の近鉄名張駅西口前にある公衆トイレで、用具庫から洗剤やバケツなどの備品が無くなり、同日、名張署へ被害届を提出したと発表した。同署では盗難事件として調べている。

 市観光交流室によると、同日午後2時ごろ、女子トイレ内の用具庫に付いていたダイヤル式の鍵が無くなっているのを、清掃に訪れた女性作業員が発見。中にあったトイレ用洗剤1本(5リットル入り)と、トイレ内に置いていたバケツ1個、手洗い用液体せっけん1本(1リットル入り)、飾っていた造花2本が無くなっていたという。

 トイレは市が所有・管理し、名張市観光協会に清掃業務を委託。同協会から依頼を受けている女性作業員は毎日同じ時間帯に訪れているといい、前日に清掃した際は異常が無かったという。男性用トイレの物品に被害は無かった。

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