JAいがふるさとの農産物直売所「とれたて市ひぞっこ」(伊賀市平野西町)で取り組んでいる野菜ソムリエを活用した地産地消が、農林水産省主催の優良活動表彰で生産部門の東海農政局長賞を受賞した。2月6日に記者会見があり、椿真吾店長(46)は「手探りで続けてきた取り組みを評価頂き、ホッとしている」と喜びを語った。【賞状にする椿店長(右)と野菜ソムリエの森沢さん=伊賀市平野西町で】

 直売所の広さは、緑ヶ丘本町からの移転で約8倍の700平方メートルに拡大。野菜ソムリエの活用は2015年12月のオープン当初から取り組んでおり、男性2人を含む知識豊富な8人を配置し、生産者と消費者のつなぎ役として旬の野菜のおいしさ紹介や料理のレシピを配っておすすめの食べ方を提案している。

 また、栽培研修会を開いて出荷者に消費者が求めている珍しい野菜などを直接伝えたり、併設する調理実習施設で親子料理教室を開いたりする活動も評価された。椿店長によると、取り組み開始から約2年間で出荷者の数は25%増の581人、年間100万円以上販売する出荷者が4・8倍の54人に増えたという。

 野菜ソムリエの1人でJA職員の森沢佳織さん(28)は「受賞を励みにこれからも野菜ソムリエの活動を頑張っていきたい」と話した。