名張市大屋戸の杉谷神社(中野昇宮司)で、薄紅色の可憐な梅が咲き始め、春の訪れを告げている。例年より1週間ほど早めの開花だという。【咲き始めた梅=名張市大屋戸で】

 中世名張郡の豪族・大江氏の氏神として平安中期に創建したとされる同神社。祭神の菅原道真公が梅を愛したことにちなみ、一の鳥居から境内付近までの参道約100メートルにわたって、梅の木が植えられている。

 ほぼ毎日参拝に訪れるという同市緑ヶ丘の立垣雅世さん(64)は、「2、3日ほど前から咲き始めたみたい。春の訪れを感じるわね」とほほ笑んだ。

 同神社氏子総代長の筒井公治さん(69)は「菅原道真公は学問の神。受験に合わせて、ぜひお参りください」と話した。