名張市鍛冶町の蛭子神社で2月7、8日にある「八日戎」で参拝者に縁起物(吉兆)を授ける「福娘」を決める福引き(くじ引き)が、1月20日にあった。当たりくじを引いた3人は「地元の皆さんに福を授けられたら」と喜びを語った。【福娘に選ばれた(左から)奥野さん、森下さん、小林さん=名張市鍛冶町の蛭子神社で】

 この日は午後2時から福引きがあり、公募で集まった同市出身またはゆかりの未婚女性7人が参加。同市春日丘の名張高校3年、奥野まおさん(18)、同赤目町柏原の市職員、森下亜季さん(21)、同梅が丘北の市臨時職員、小林花恋さん(23)が「福」と書かれた当たりくじを手にした。

 奥野さんは「選ばれたのは幸せなこと。高校生活最後の思い出にしたい」、昨年に続いて福引きに参加した森下さんは「選ばれてびっくりした。頑張って福を授けたい」、3回目の参加で福娘となった小林さんは「年女なので縁があったのかも。たくさん福を届けたい」とそれぞれに意気込みを話した。

 鍛冶町区長の中川進さんは「平成最後の八日戎と福娘になる。体調を整えて臨んでほしい」、同神社責任総代の山村紀生さんは「『ようお参り』と景気良く吉兆を渡してほしい」と福娘たちに呼び掛けていた。

 同神社氏子総代会や名張市観光協会によると、近年、福娘を公募するようになってから高校生が選ばれるのは初だという。