ボウリングの全日本選手権に出場する3選手が1月11日、名張市役所に亀井利克市長を表敬訪問し、大会での活躍を誓った。【左から山下さん、松井さん、澤田さん=名張市鴻之台で】

 この日訪問したのは、同市緑が丘東の福祉職員、松井厳一郎さん(33)、同桔梗が丘西1の会社員、山下功次郎さん(30)、つつじが丘南1の澤田賢二郎さん(71)の3選手。

 松井さんと山下さんは、18日から20日まで京都府で開催される「第47回全日本クラブ対抗ボウリング選手権大会」に出場する、伊賀地域の30代5人で作るチーム「伊賀忍クラブ」のメンバー。昨年11月の県大会で優勝し、出場を決めた。

 同チームは3回目の出場で、昨年は準優勝と躍進した。山下さんは「僅差で悔しい思いをしたので、今年こそは優勝を目指したい」、松井さんは、「大きな声を出し、チームの雰囲気を良くしたい」と意気込む。

 澤田さんは、2月9日から11日まで神奈川県で開催される「第34回全日本年齢別ボウリング選手権大会」で、今回から新設された「70歳以上の部」に出場する。昨年12月の県大会で準優勝し、出場を決めた。
 
 澤田さんは妻の英子さん(68)とともに約20年前から本格的にボウリングに取り組み、昨年の同大会には英子さんが出場。今大会は夫婦そろっての出場とはならなかったが、「妻の分まで一生懸命投げてきます」と英子さんの思いも背負い、自身初となる全日本の舞台に臨む。

- Advertisement -