「110番の日」の1月10日、名張市夏見のマックスバリュ名張西店で、名張署署員7人が110番通報の適切な運用を呼び掛ける街頭啓発をした。【啓発物を配布する署員=名張市夏見で】

 買い物に訪れた市民に、110番の正しい利用方法を呼び掛ける啓発物を配布。受け取った市内の男性は、「警察と言えば110番という認識だった。署の番号も電話帳に登録しておいた方がいいね」と話した。

 昨年、三重県警本部指令室で受理した110番件数は10万2598件で前年に比べ646件減少。うち携帯電話からの通報は7割以上だった。

 名張署によると、110番通報を受けた本部から指令を受けた件数は昨年2996件で、前年に比べ118件減少した。

 同署によると、県境付近から携帯電話で通報する場合、電波の受信状態によっては隣県の110番に入電することがあるため、現在地をよく確認し、通報場所の名称や周囲の建物、目標物などを慌てず伝えてほしいとしている。

 また、緊急ではない場合は警察相談専用の「#9110」の利用を呼び掛けている。

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