名張商工会議所の新年祝賀会が1月7日、名張市南町の産業振興センターアスピアであり、会員企業の代表者や行政関係者ら約200人が地域経済の振興などを祈願した。【鏡開きをする出席者=名張市南町で】

 あいさつに立った川口佳秀会頭は、市の経済について、「改善傾向が4年間続いてきたが、今後は状況悪化の見通し」と指摘。その上で「地域内経済の好循環を促すことが地方再生の鍵」と述べ、地域・まち再生の政策として、ワインプロジェクト推進など地域資源の活用、地域の特色や強みを生かした若者の定住・移住、空き店舗・空き家の活用などを掲げた。

 亀井利克市長は「昨年は各地で大規模な災害があり、『災い転じて福となす』と思っていた矢先、1月3日に熊本で地震が起きた。今年は平穏無事となることを祈りたい」と話し、「名張産ワインの生産拡大に向け、一生懸命手伝いたい」と思いを伝えた。

 鏡割りの後、出席者らは、旧国津小学校の校舎を利用したワイナリーで醸造され、昨年11月に初出荷されたワインなど、地元の酒を注ぎ合った。