手作りのケーキを食べながら、笑顔で語り合う高齢者たち。ここは名張市赤目町長坂の長坂区民会館で開かれている高齢者サロン「いきいきサロン赤とんぼ」だ。【歌う参加者ら=名張市赤目町長坂で】

 12年前に発足し、5人の女性ボランティアを中心に、毎月第2水曜の午前10時から正午まで開いている。これまでの実績が評価され、10月には市社会福祉協議会の「名張市社会福祉大会」で表彰された。

 12月に開催されたサロンには、70歳以上の男性6人を含む19人が参加し、同サロンの歌を全員で歌唱。「クヨクヨ、メソメソしないで、明るく前を見て」「愉快に笑おう」の歌詞に合わせ、皆で手足を動かした。

 更に、最近の出来事などを各自が順に紹介。この日の最高齢の一人、玉置よう子さん(90)は「普段はテレビを見るだけの生活になりがち。皆の顔が見られるサロンに出席するだけでうれしい」とニッコリ。この後もゲームなどで盛り上がった。

 サロンを運営している民生児童委員の大森尚子さん(65)は「年度初めに実施日をお知らせしていますが、参加は自由。1人での参加が無理な方は、スタッフが送迎しています。最近は男性の参加者も増えてうれしいです」と話す。

 赤目まちづくり委員会の亀本和丈会長(76)は「長坂は40戸ほどですが、サロンを中心に健康寿命を延ばそうという取り組みは赤目地区のモデル。他の区にもサロンが開設されることを期待しているところです」と話している。

2018年12月22日付738号7面から