名張市は12月21日、今年9月に名阪国道で速度超過違反をした都市整備部の男性室員(21)を戒告、同8月に市内で追突人身事故を起こした福祉子ども部の女性主任(34)を減給(10分の1、2か月)の懲戒処分としたことを発表した。処分は同日付。

 市人事研修室によると、男性室員は9月15日夜、奈良県内の名阪国道で自家用車を運転中、制限速度70キロのところを131キロで走行。自動速度違反取締装置(オービス)で61キロの速度超過が判明し、免許停止45日間の行政処分を受けていた。

 女性主任は8月16日朝、市内の国道165号で自家用車を運転中、信号で停止していた車に追突し、玉突き事故に。前方2台の普通乗用車に乗っていた計3人に、全治1週間から4週間のけがを負わせた。

 ともに公務外で発生したもので、同乗者はいなかったという。市では12月19日に職員懲戒審査委員会を開いて処分を決めた。

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