名張市東田原のNPO法人あぐりの杜が、農林水産省東海農政局から「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選ばれた。伊賀地域からの選定は同法人が初めて。【選定された同法人メンバーと井上さん(前列左)=名張市東田原で】

 12月11日に同法人で選定証の授与があった。事務局長の井上早織さん(50)が同局の藤田栄二地方参事官から認定証を受け取った。
 
 同法人は、2011年に大阪から同市に移住した井上さんらが中心となり13年に設立。野菜の生産・販売のほか、織物の制作などを通じて障害者の就労を支援している。17年からは、古民家や耕作放棄地を活用して地域の活性化や雇用創出に取り組む「あぐりの杜プロジェクト」を進めている。

 井上さんは「みんながいたから頑張って来れた。これからも地域に恩返ししていきたい」と話し、利用者らと喜びを分かち合った。

 「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、地域の活性化と所得向上に取り組む優良事例を選定する国の事業。17年からは、同局管内の事例のうち全国で選出されたものを除く数例を東海版として選出している。

 今回は同局管内から応募があった地区や事業所など105のうち、全国で選定された3つを除く8つを選定。うち三重県は6つで、伊賀地域から1つが選定された。