年末を前に、金融機関を狙う犯罪が発生した場合に適切な対処ができるよう、伊賀市馬場の阿山郵便局で12月6日、振り込め詐欺と強盗をそれぞれ想定した模擬訓練があった。【局員に模擬拳銃を突き付ける犯人役=伊賀市馬場で】

 訓練には同局員の他、伊賀署管内の各局員や同署員約30人が参加。振り込め詐欺の訓練では、慌てて送金を希望する男性役に対し、局員が事情を聞き出し、アンケートなどを用いて詐欺の可能性を指摘。男性に落ち着いて考えるよう促した。

 また、強盗の訓練では、犯人役に扮した署員2人が模擬拳銃を局員に突き付け「金を用意しろ」などと脅し現金を奪い逃走。局員は通報で駆け付けた署員に犯人の身長や服装、逃走した車のナンバーなどを説明した。「防犯カメラに映っていない特徴は」と署員がさらなる情報を聞き出す様子も見られた。

 訓練に参加した同局の町屋敷敦生局長(42)は「普段から意識づけはしているが、実際に模擬訓練をすることによって、不十分な点を見直す事ができた」と振り返った。