稲刈りの様子やのどかな田園風景などをイメージした住民手作りのイルミネーションの点灯が、伊賀市山出で12月1日から始まった。見物に訪れた人たちは、初冬の里山を彩る光に見入っていた。【点灯したイルミネーション=伊賀市山出で】

 農業・農村の多面的機能維持などを進める住民団体「小天狗の里やまで」が中心となって準備を進めてきたもの。山出公民館近くの休耕田に、唐箕(とうみ)やかかしなどを設置してLEDを飾り付けており、「小天狗の里やまで」の文字も浮かび上がっている。

 1日夕方にあった点灯式では、吹奏楽の演奏や、イルミネーションの原案を考えた小学生3人の表彰などがあり、午後5時ごろ一斉に点灯した=写真2枚目。同団体の山嵜義昭会長は「1年ほど前から構想があり、地元の大勢の方の尽力で実現することができた」とあいさつした。

 点灯は来年2月2日までの日没から午後10時ごろまで。

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