12月1日から始まる、「年末・年始特別警戒取締」と「年末の交通安全県民運動」に向け、11月30日に名張市朝日町の朝日公園で、出動式が行われた。名張署署員や名張青峰高校の生徒会役員など関係者約120人が集まった。【安全安心なまちづくり宣言をする名張青峰高の生徒たち=名張市朝日町で】

 出動式では、加藤匡署長が「この季節は事件、事故も増加傾向にある。ささいなことでも通報してほしい。警察にしかできないマナーアップ運動などに取り組んでいく」と話し、名張青峰高校生徒会の役員2人と留学生2人が1日警察官となり「私たち高校生一同は、名張地区の安全安心なまちづくりに協力することを誓います」と宣言した。

 式後には、市内のスーパーに移動し、街頭啓発も行い、チラシとオリジナルのカレンダーなどを配った。一日警察官を務めた、同高生徒会長の森謙心君(2年)は「警察の方とご一緒できて良かった。啓発は若い人からの発信が大切」と、笑顔を見せた。【来店客に啓発チラシを手渡す森君=名張市蔵持町原出で】

 特別警戒取締は来年年1月10日まで実施され、多額現金取り扱い所や深夜営業店舗の犯罪抑止と検挙や、子どもや女性を対象とした犯罪、空き巣、忍び込みなどの充てん犯罪の抑止と検挙を重点的に行う。

 同署によると今年1月から11月29日現在までで、管内での交通事故は2150件(前年同時期比5件減)で、うち死亡者数3人(同2件減)、人身事故146件(同45件減)だった。交通安全県民運動は12月10日まで。