地域農業の振興に貢献したとして、名張市赤目町檀の渕矢美壽代さん(72)がこのほど、三重県産業功労者表彰を受賞。11月22日に市役所を訪れ亀井利克市長に報告した。【賞状を手にする渕矢さん=名張市役所で】

 同表彰は県内で事業活動や団体活動を通じて、市場開拓や拡大、産業界の人材育成など産業振興に功績顕著な人に授与される。渕矢さんは、1991年に発足した「名張緑のふれあいグループ」の初代会長として、「ふれあい青空市」の開催などに携わってきた。

 また、2002年から11年までは市内で初めての女性農業委員となり、遊休農地を活用した野菜栽培なども行ってきた。

 今回の受賞に渕矢さんは「まさかと思っており、びっくり。家族か兄弟のような仲間がいたからここまで続けてくれた」と周囲への感謝を述べた。

 亀井市長は「名張市にとっても非常に名誉なこと」と功績を労った。

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