名張市夏見の積田神社で、樹齢300年といわれる高さ20メートルを超す2本のイチョウが色付き、その落ち葉が参道を黄金色に彩っている。【イチョウの葉で黄色く染まった参道=名張市夏見で】

 2本のイチョウは鳥居から拝殿まで約200メートル続く参道中ほどにあり、ここ数日の冷え込みで落葉が進み、参道から隣の道路まで埋め尽くしている。参道に沿って植えられたモミジも赤く色付きつつあり、紅葉と黄金色の参道とのコントラストが際立っている。

 親子で参拝に訪れていた同市桔梗が丘の南ゆうこさん(44)は「イチョウが好きなので、毎年この風景を見るのが楽しみで訪れています」と話した。娘の睦ちゃん(3)は、手にたくさんのイチョウの葉を持ち、うれしそうに笑った=写真下。

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