名張市神屋に今年4月に事業を開始した、國津果實酒醸造所が11月14日、ワインの初出荷を迎えた。今回出荷されたのは370ミリリットル瓶の白ワイン1771本。年明けにはロゼや赤も出荷される予定だ。【白ワインを手にする中子さん=名張市神屋で】

 同醸造所は2017年に旧国津小学校の校舎の一部を市が整備するなど、事業を進めてきた。代表の中子具紀さん(35)はワインの出来について甘みが強いのが特徴で「70点くらい」と話した。

 東京や大阪などの都市部からも注文があり、すでに大半の在庫が売れている状態だという。また、赤ワインとロゼワインは現在、仕込みを行っており、熟成度合を見ながら、年明けごろに出荷の見込み。今回出荷した白ワインは1本1500円(税別)で市内などの酒販店で販売される予定。

 醸造所では、ワイン造りをしたい人の受け入れも行っている他、ワイン用のブドウの持ち込みについても相談を受け付けている。中子さんは「名張の人にもワインを造ったり、ワイン用のブドウを作るきっかけになりたい。また、今後は名張限定販売のワインも構想している」と展望を話した。

 ワイン造りの受け入れや、ブドウの持ち込みなどについての問い合わせは名張市商工経済室(0595・63・7824)へ。