映画文化を残していきたいと、2011年からなばり名画座実行委員会が主催する「なばり名画座」が、11月23日午後2時から名張市松崎町のadsホールで開かれる。入場料は500円で、全席自由。【ポスターを手に来場を呼び掛ける的場委員長=名張市鴻之台1で】

 上映するのは、オードリー・ヘプバーンの代表作「ローマの休日」。小国の王女が、イタリアの首都ローマに滞在中、大使館を抜け出し、米国人新聞記者と1日だけ繰り広げる恋愛物語。

 今回から、1日に4本の邦画を上映する形式から、洋画など多岐にわたる作品を定期的に上映していく形に変更。会場の音響設備も、今年4月から一新されており、より良い音で楽しんでもらえるという。

 同実行委員会の的場敏訓委員長(59)は「昭和時代の活気や銀幕の良さを味わってもらいたい。10代や若い人が見て得るものもあると思う」と来場を呼び掛けている。

 チケットは同ホール、名張市教育委員会、ネクスト・ワン本店、ブックスアルデ各店などで販売されている。

 問い合わせは同ホール(0595・64・3478)へ。

2018年11月10日付735号29面から

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