伊賀市の現市役所を複合施設に改修する補正予算案を巡り、岡本栄市長が議案に反対していた上田宗久議員(明政クラブ)の地元地区で進んでいた道路改良事業の話を持ち出し、可決しなければ優先順位を変える可能性があると発言した問題で、市議会の会派代表者会議は11月5日、議員全員協議会で対応を話し合うことを決めた。【意見を述べ合う各会派の代表者=伊賀市役所で】

 この日の代表者会議では、岩田佐俊議長が各会派に対応について意見を求め、同議案に反対した「新政クラブ」「明政クラブ」「公明党」「自民青鵬」の4会派は「無会派の人からも意見を聞くべき」など20日に予定する全員協で対応することに一致。一方、議案に賛成した「かがやき」「自民党市議団」の2会派は「更に問題を大きくするのはいかがなものか。個人間の話」など全員協での対応に否定的な姿勢を示した。

 上田議員が提出した資料などによると、岡本市長や市幹部から働きかけがあったとされるのは本会議の採決を翌日に控えた9月27日で、地元の住民自治協議会会長らも同席。岡本市長は同問題の調査を求める申し入れ書に対し「現庁舎整備に関する熱意をくみ取って頂きたい思いと、伊賀市が種々の事業を進める上での今後の可能性について述べただけ」などと報告している。