五輪などの世界大会への登竜門ともいわれる、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会に三重県立名張高校(名張市東町)の3年生、堂﨑月華選手が女子57キロ級で出場する。大会は実業団や大学生の選手も出場し、11月3日から、千葉県の千葉ポートアリーナで開かれる。【選手権出場へ意気込む堂﨑さん=名張市鴻之台1で】

 1日には、前田國男副市長に出場を報告。「今まで練習してきたことを出したい。自分がどこまで通用するかワクワクする」と笑顔を見せた。前田副市長からは「練習の成果を十分に発揮してきて」と激励を受けた。

 堂﨑選手は愛知県岡崎市出身。夏の三重インターハイでは同階級で自身最高位となる準優勝を果たすなど、実績を積み、同連盟が指定する、全日本ジュニアの強化指定選手にも選ばれている。また、卒業後は大学に進学し、柔道を続けて「オリンピックを目指したい」と話した。

 指導する同高の宮下豊監督は「実力はある。自分の立ち位置を知るいい機会」とエールを送った。

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