3年前に発生した死亡ひき逃げ事件で、伊賀署は10月30日、伊賀市内にあるショッピングセンターなど現場付近の3か所で情報提供を呼び掛けるちらしを配布した。【買い物客にちらしを配る伊賀署員=伊賀市服部町で】

 事件発生は2015年10月30日の午前0時45分ごろ、同市千歳の名阪国道伊賀一之宮インターから北西約700メートルの国道25号沿いで、派遣社員の吉田文寛さん(当時41)が近くのコンビニ店から湯を入れたカップラーメンを手に自宅のある東方向に歩いて帰る途中、背後からワンボックスカーにはねられて死亡した。

 吉田さんは身長約175センチの中肉で、当時は黒色のジャンパーと紺色のスラックスを身に付けていた。現場から逃走した車両は同署が事件現場に落ちていた部品から01年以降に製造された日産「キャラバン」、またはいすゞ「コモ」と特定。左前部が壊れている可能性が高いという。【3年前に死亡ひき逃げ事件が起きた現場付近=伊賀市千歳】

 この日は、署員ら15人が現場近くにあるコンビニ店の他、同市服部町と同佐那具町のショッピングセンターで買い物客にちらし約500枚を配布した。三國悦夫副署長は「今日まで有力な手掛かりはない。どんなささいなことでもいいので、情報があれば警察に連絡してほしい」と協力を呼び掛けている。

 情報提供は同署(0595・21・0110)へ。