人権擁護の取り組みを長く続けてきたことから10月22日、名張市の人権擁護委員2人が法務大臣表彰を受けた。26日には亀井利克市長に受賞報告に訪れた。【表彰状を手に笑顔を見せる福住さん(左)と國富さん=名張市鴻之台1で】

 今回受賞したのは蔵持町原出の福住幸二さん(71)とつつじが丘南7の國富静代さん(70)。福住さんは2007年7月から、國富さんは06年10月からそれぞれ委員として活動してきた。同市には11人の委員が法務大臣の委嘱を受けて、幼稚園や保育所での啓発や老人養護施設の訪問などを行っている。受賞報告を受けた亀井市長は「名張としても誇り」と功績を称えた。

 2人は、学校施設などで行っている「SOSミニレターの取り組みがこれまででも印象に残る」とし、福住さんは「自分たちが動くのではなく、相談者と役所などとのパイプ役と務めているが、重い案件になると、校長先生とも話をして、早く手を打つことが大切」と話した。

 國富さんは「これからも小さいうちから『仲良くしよう』『命は大切』と少しでも分かってもらえたら」と今後への意欲をみせた。

 同市では、「地域福祉教育総合支援システム」を16年12月から立上げ、エリアディレクターを導入するなど、ワンストップ窓口での対応を行い、福祉充実も目指している。

 また、人権相談会が市民情報交流センター(同市希央台5)で定期的に開かれている。11月は13日と20日の午後1時30分から同4時まで。

 詳しくは同センター内名張市人権センター(0595・63・0018)へ。