円滑な広域応援体制の確立を目的に毎年行われている、名張、津、宇陀市の消防による3市合同訓練が、10月24日、名張市赤目町星川であった。【山に向かって放水する名張市、津市、宇陀市の消防隊員=名張市赤目町星川で】

 この日の想定は、同市内の山林で大規模な林野火災が発生、隣接する宇陀や津への延焼拡大が予想されることから、消防相互応援協定による消防隊の応援要請をしたというもの。名張市が、デジタル無線などで指揮統制を取りながら、市消防本部、奈良県広域消防組合宇陀消防署、津市消防本部の順に現場に見立てた山林に、計4台の消防車両が駆けつけ放水活動を10分ほど行った。

 訓練について中野博明名張消防署長は「無事終わることができた。今後も3市の更なる連携強化を」と講評した。

 3市の合同訓練は過去、事故の発生や遭難者の救助などを想定して行われている。今回は三重県防災航空隊の新たなヘリコプターの空中山水訓練も同時にする予定だったが、天候不良のため中止となった。