名張市下比奈知に2011年から7年半をかけ整備していた汚水処理場の竣工式が、10月17日あった。供用は1日から開始されている。【テープカットを行う亀井市長(中央)ら=名張市下比奈知で】

 施設整備は上比奈知、下比奈知2地区の住民たちで02年に結成した「比奈知地区農業集落排水事業推進協議会」(米野東洋会長)が、市へ要望書を提出して、開始された。11年に事業採択を受け、設計などに着手。総事業費約17億円をかけ設置された。

 完成した施設は鉄筋コンクリート造の、地下1階と地上1階の2階建て。建築面積は194平方メートル。管の全長は13・86キロで、中継ポンプ施設は28か所。

 亀井利克市長は式辞で「ご支援に対し感謝し、地域の生活改善や水質保全につながれば」と述べた。また、式に参加した同協議会の奥西由兼副会長は「名張川の水が良くなることと、住民の生活改善に期待したい」と話した。

 名張市上下水道部によると、同施設は市内11施設目で、要望があった地域では最後の設置となった。9月現在、市内の汚水処理人口普及率は98・8%。