名張市は10月15日、地域産品として「ブドウとブドウを活用した商品群」をふるさと名物として応援していくとして、ふるさと名物応援宣言を行った。【宣言をする亀井市長=名張市役所で】

 ふるさと名物応援宣言は、地域資源を特定、活用し、事業者や行政などが取り組みや情報発信を行い、地域経済の好循環を生み出すことを目的としたもの。この宣言は、2015年7月に改正された、中小企業地域資源活用促進法に基づいており、現在190の市区町村で行われている。

 名張市では17年度から、旧滝之原小学校給食室を改装した民間会社の加工所の開業や、旧国津小学校3階を改装した加工施設や同校舎1階にワイナリーを設置するなど、6次産業にも力を入れており、商工経済室では「宣言を活用した販路拡大なども行っていきたい」としている。

 6次産業製品としては、ワインやブドウジュース、ドレッシングなどさまざま。宣言時には加工商品がずらりと並んだ。

 亀井利克市長は「名張を代表する名産にまで押し上げてくださった、生産者の方々に感謝したい。今後も可能性を高めていけたら」と話した。

 宣言を見守った青蓮寺湖ぶどう組合の辻本一夫組合長(60)は「生産者としてうれしい限り。2年後の50年目に向け、若い生産者が増えていくよう工夫していきたい」と意気込んだ。