伊賀の特産品を利用した土産用の新しい菓子を、県立伊賀白鳳高校(伊賀市緑ケ丘西町)パティシエコースの3年生が考案。10月12日にハイトピア伊賀(同市上野丸之内)で発表会が開かれた。【試作品を手にする生徒=伊賀市上野丸之内で】

 今回提案された商品は「ゆめまる」「茶ルト」「石垣のカケラ」「DD(田楽ドーナツ)」の4種類で、生徒が4班に分かれて、約半年かけて完成させた。年内には桔梗屋織居(同上野東町)で商品化される。販売価格などは未定。

 「ゆめまる」は大人になっても心に残る菓子をコンセプトに、チーズを練り込んだスイートポテトをクレープ生地に包んだ。家族のだんらんをコンセプトにした「茶ルト」は、伊賀産の抹茶とほうじ茶のクリームを使い三層仕立てのタルトに仕上げた。

 見た目にもインパクトある「石垣のカケラ」はSNS映えも狙った一品で、伊賀の米粉、伊賀で熟成されたバナナを使った、クグロフというパウンドケーキ。アオサやすりごまなども使い、伊賀上野城の石垣をイメージさせるよう作ったという。「DD(田楽ドーナツ)」は伊賀の名物「田楽豆腐」を基に作られており、豆腐とおからを使ったドーナツの甘みに、みその辛みがアクセントになっている。

 「石垣のカケラ」を作った生徒の一人、山中千冬さん(17)は「今のところ満足のいく出来。売れて、伊賀を知ってもらえたら。また伊賀に来てほしい」と笑顔を見せた。