観光客の動向を観光戦略に生かそうと、県立名張高校の生徒10人が名張市長坂の赤目四十八滝の日本サンショウウオセンター前で実施したマーケティング調査の結果をまとめた。生徒たちは10月2日市役所を訪れ、亀井利克市長や市の職員に報告した。【マーケティング結果の報告をする生徒=名張市役所で】

 同校商業系列の、マーケティング授業を履修する3年生が7月下旬に調査したもので、報告には東祐也君、吉村孝祐君、山内裕真君、井下貴瑛君、吉村友希君、浅石穂香さんの6人が訪れた。調査結果から、生徒は「海外からもお客さんがたくさん来ている、もっと海外へPRしてみては」「日帰りが多い。良い宿泊施設があるのにもったいない」など意見を述べた。

 市の担当者は「若い人の意見を取り入れ、協力をお願いしていきたい」と興味深げに報告を聞き、SNSの活用などの提案には「やっていきたい」と意欲を見せた。亀井市長も「すばらしい資料」と労をねぎらった。

 調査について東君は「最初はアンケートしに行くことができなかったが、一人できるとどんどんできるようになった。名張市のことも知れてよかった」と振り返った。また、吉村友希君は「少ない滞在日数の中、何回も赤目を訪れているという外国の人もいて、どんなところが魅力なのか気になった」と話した。【調査の様子(名張高提供)】

 調査対象の人数は331人(うち男121人、女210人)。北海道から佐賀の日本各地や、ロシア、英国など海外からも訪れていたという。