国際協力機構(JICA)のシニアボランティアとして東アフリカのタンザニアで柔道を指導している名張市桔梗が丘西の八木正爾さん(61)が、柔道着の提供を呼び掛けている様子をYOU718号(2月24日付)で紹介したところ、計50着が寄せられた。現地から、八木さんの家族を通じて感謝の手紙が編集部に届いた。【日本から届いた柔道着に袖を通し、練習に打ち込むタンザニアの刑務官ら。左端が八木さん(提供写真)】

 記事は、タンザニアでは柔道着が手に入らず、持参した柔道着も劣化が激しくなったことから、提供を呼び掛けているという内容。掲載後、読者から八木さん家族や編集部に届けられた柔道着は、JICAのプログラム「世界の笑顔のために」の配送支援で7月上旬に現地へ届けられた。

 八木さんは、刑務所に勤務する特殊部隊の刑務官を指導しているが、届けられた柔道着に笑顔で手を通し、より一層練習に励んでいるという。手紙には刑務官の代表からの礼状も添えられており、感謝の気持ちとともに「タンザニアにお越しください。歓迎いたします」とつづられている。

 八木さんも感謝の気持ちをつづるとともに「子どもたちに柔道を教える機会も持ち、柔道普及のための裾野を広げていきたい」と意欲をみせている。タンザニアでの任期は来年10月までの予定。

2018年9月8日付731号2面から