9月17日の「敬老の日」を前に、名張市内で最高齢の深山いとゑさん(104)を祝うため、亀井利克市長が13日、入所する特別養護老人ホーム第3はなの里(同市西田原)を訪れ、記念品のひざ掛けを贈った。【市長から記念品を受け取りほほ笑む深山さん(左)=名張市西田原で】

 深山さんは1914年1月20日、箕曲村夏見(現名張市夏見)生まれ。若いころ、大阪で和裁を学んだ。25歳で肺結核を患い実家で療養生活を送ったが、回復後は茶道や俳句、刺繍など趣味を楽しむ生活を送った。

 94歳まで自宅で一人暮らしをしていたが、買い物先で転倒し大腿骨折したため、施設の利用を始めた。第3はなの里は2011年から利用しており、今年初めに手のしびれを感じるまでは、牛乳パックの裏面を利用し風景などの絵を描く趣味を毎日続けていた。

 施設を訪れた亀井市長に対し、深山さんは「結核を患ったこともありますのでこれほど長生きするとは思いませんでしたが、施設の皆さんが丁寧にしてくれますので、余計長生きしています」と述べると、市長は「一病息災といいます。ご無理なさらなかったのが良かったのでしょう。名張の誇りです。長生きして日本一になってください」と長寿を祝った。
 
 市介護・高齢支援室によると、男性の市内最高齢者は同市桔梗が丘4番町の吉田漠さん(100)。9月1日現在で100歳以上の在住者は男性1人、女性30人の計31人。