名張市は9月13日、定例記者会見を開き、9月議会に上程する2億8816万円を増額する一般会計補正予算案など19議案を発表した。【説明を行う亀井市長(左から2番目)=名張市役所で】

 補正予算の主な内容は、小学校空調設備整備事業で、早期の設置に向けた自主設計費として678万円、幼稚園空調設備整備事業では市内の公立幼稚園2園の自主設計費143万円を増額するとした。また、台風12号の復旧のため、名張中学校テニスコートのフェンス復旧工事に335万円、市民センターの復旧工事に504万円など。

 ソフト面では、ふるさと応援推進事業でふるさと納税の推進のため、掲載納税サイトを増やす上で、事務処理が複雑化することを受け、外部業者に委託するなどの費用1494万円を計上する。

 また、特別会計として、昨年10月の台風21号によって崩落した東山墓園の復旧などに6805万円。現在、土砂の撤去や墓石や遺骨の引き上げを行っているが、年末からの本格的な復旧に向けた予算補正と説明した。保険給付費などに必要な経費などとして、介護保健特別会計も1億3054万円増額する。

 一方、2017年度の決算では、歳入総額270億6804万円、歳出267億5984万円だったとし、繰り越し事業の一般財源分を除いた実質収支は3億425万円。前年度までの累積収支額を差し引いた単年度収入でも3555万円で黒字となった。

 亀井利克市長は「引き続き財政調整基金への計画的な積立や市債残高の圧縮といった財政規律を重視した財政運営を図るとともに、さらなる行財政改革に取り組み、持続可能な財政運営基盤の確立に向けて勤めてまいります」と話した。

 また、17年度の病院事業会計決算は看護学校などの収支を含めた純損失として6096万円となった。水道事業は純利益9659万円だった。

 条例議案は4件。一般議案は1件で、消防の広域支援活動を行う支援車を購入するという財産の取得について。

 9月議会は20日から10月15日までの26日間。一般質問は26、27、28日の3日間。