伊賀市の中心市街地で10月に行われる「上野天神祭」のだんじり巡行順を決める「祭礼事始 籤取(くじとり)式」が9月9日、同市上野東町の菅原神社であり、一番くじを引いた上野福居町の「三明」が6年ぶりの先頭に決まった。【一番くじを引いた上野福居町の本荘さん=伊賀市上野東町で】

 午後2時前から行われた籤取式には、祭礼を運営する上野文化美術保存会、鬼行列とだんじりを巡行する各町の祭礼担当者ら約40人が出席。神事の後、予備抽選の順にくじを引いていった。

 2012年以来となる一番くじを引いた上野福居町の文化美術保存協会副会長の本荘伸素さん(63)は「一番くじはうれしいこと。(ユネスコの)無形文化遺産に登録され、見に来られる方も多いと思うし、祭りに携わる方々も高齢化してきているので、何よりも安全第一に巡行したい」と話した。

 今年の上野天神祭は10月19日に宵宮、20日に「足揃(あしぞろえ)の儀」と宵宮、21日には本祭(神幸祭)が行われる。

 巡行順は次の通り。(巡行順、町名、だんじりの名称、しるしの名称、の順)

①福居町(三明、幟山)
②鍛冶町(二東、月鉾)
③西町(花冠、鞨鼓)
④魚町(紫鱗、琴高仙人)
⑤小玉町(小蓑山、三社の託宣)
⑥中町(其神山葵鉾、菊茲童)
⑦向島町(鉄英剣鋒、日月扇)
⑧新町(薙刀鉾、白楽天)
⑨東町(桐本、逆熨斗)